流れる

流れる彼と知り合って3年。
交際して2年が経ちました。
始まりは、私の一目ぼれでした。優しくて笑顔が印象的だった彼。
何とかして「次」につなげて行きたいと必死に彼にメールを送ったり電話をしたりしていました。

アプローチをすること数ヶ月。
ようやく彼のほうからも誘ってくれるようになり、私の思いは結実したのです。

こんなにも強く思っている人と恋人関係になれた。
それだけで胸がいっぱいになって、その日の夜は眠れませんでした。
忙しい人だったので、年中会うことも・定期的に会うことも出来ませんでしたが
彼は彼なりに努力をしてくれていたと思います。
ですから、私は寂しいなんて絶対に言うまいと心に決めていました。

どんなに寂しくても、笑顔の自分で居たかったのです。

それから2年。
時は流れました。そして、人も流れていくものなのでしょう。
私たちの間には埋められない溝が出来ていました。
大きな衝突があったわけでもありませんし、どちらかに好きな人が出来たわけでもありません。

ロウソクの炎が消えていくかのようにそっと終わろうとしていました。
こんな風に、大きな理由は無いけれど気持ちが薄くなって消えてしまう。
・・・そんな終焉もあるんだと初めて思いました。